根拠資料室

観測、主張、未確認事項を分けることで、信頼が生まれる。

メーカー測定値は商談の重要な材料ですが、普遍的な性能保証には変換しません。資料をどのように読み、案件で何を追加検証するかを示します。

  • 出典主体を明記
  • 特定条件の観測値と表示
  • 現場資料と対照試験を区別
  • 未確認事項を案件審査へ引き継ぐ
SORA-GRナノバブル発生装置の公式実機画像
メーカー提供データ特定試験の観測値であり、第三者認証ではありません

資料で確認できること

公開可能な根拠の土台

01

装置

SORA発生装置の公式写真、モデル名、用途構成図。

02

測定

特定試験に関連する粒径・個数密度グラフ、DO観測値。

03

用途

養殖、農業、水処理、洗浄のメーカー提案用途。

04

現場

北海道のエビ養殖導入、カタログ写真、公式ページ掲載動画。

メーカー資料の主な観測値

数値に条件を付けて示す

1 μm未満

ISO用語上のウルトラファインバブル

用語の境界であり、製品認証・性能結果ではありません。

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74 nm

カタログ内NanoSight結果の最大頻出粒径

特定試料・測定の結果で、全条件での保証値ではありません。

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1.29 × 10⁸ 個/mL

74 nm結果と併記された個数密度

メーカー資料の誤差項付き観測値。採水・測定法が合わない比較はできません。

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7.24〜12.3 mg/L

外気型構成の掲載DO範囲

メーカー試験値。水温・構成の影響を受けます。

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最大30.0 mg/L

25℃HS試験の掲載DO値

特定条件のメーカー観測値で、顧客設備の保証ではありません。

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データの読み方

数値を比較する前の5つの確認

  • どのモデル・構成か
  • 気体、水、水温、水量、流量、運転時間は何か
  • どこで、いつ採取したか
  • 測定器、前処理、報告方法は何か
  • 単一値、範囲、平均、反復結果のどれか

現場資料

エビ資料が裏付けること・裏付けないこと

公式資料は、北海道のエビ養殖環境にSORA-GRが導入され、写真・動画が存在することを裏付けます。

確認済み公開資料だけでは、特定の成長、生存、飼料、水質、経済効果の因果関係は証明できません。主張には元試験計画とデータが必要です。

案件の根拠

意思決定に使える検証の記録

  1. 01

    問い

    試験前に工程・商業仮説を定義します。

  2. 02

    条件

    水、水温、流量、気体、負荷、装置、同時変更を記録します。

  3. 03

    方法

    測定器、採取点、時間、対照、合格基準を定義します。

  4. 04

    結果

    好結果・不利な結果と限界を報告します。

  5. 05

    判断

    技術結果を採算、運用、安全、拡大リスクへつなぎます。

出典の透明性

このページが参照した資料

資料の提供主体と、どのように扱ったかを明記します。

01
ISO 20480-1:2017 - ファインバブル用語International Organization for Standardization

独立した用語参照元。用語を定義する規格であり、特定製品の性能を認証するものではありません。

02
NANOBEST JAPAN公式 ナノバブルページNANOBEST JAPAN

製品・用途に関するメーカー提供の一次資料。独立した第三者検証としては扱いません。

03
SORAナノバブル発生装置カタログ(英語・メーカー提供)NANOBEST JAPAN / document-listed project parties

モデル説明、掲載測定値、用途図の出典。数値は特定試験の観測値であり、導入先での結果を保証するものではありません。

04
SORAナノバブル発生装置カタログ(日本語・メーカー提供)NANOBEST JAPAN / document-listed project parties

モデル表記、試験図、用途図、現場写真の照合に使用。

05
SORAナノバブル発生装置チラシ(英語・メーカー提供)NANOBEST JAPAN / document-listed project parties

掲載された粒径・個数密度・溶存酸素測定値の照合に使用。根拠を確認できない最上級表現は採用しません。

06
養殖システム概要(英語・メーカー提供)NANOBEST JAPAN / document-listed project parties

ソリューション構成の確認に使用。生物への結果は導入環境ごとの検証が必要です。

07
養殖システム概要(日本語・メーカー提供)NANOBEST JAPAN / document-listed project parties

循環、酸素供給、ろ過、微生物を含む提案構成の照合に使用。

08
農業・水処理向けウルトラファインバブル資料(日本語・メーカー提供)NANOBEST JAPAN / document-listed project parties

提案可能な用途分野の出典。裏付けを確認できない健康・殺菌・成果表現は転載しません。

09
確認用に提供されたBIO関連資料(日本語)NANOBEST JAPAN / document-listed project parties

有用微生物を用いる別製品ラインが提案されていることの確認に限定。商品同定、組成、使用方法、効果、安全性、各国での取扱可否は商用表現前に確認が必要です。

10
公式ページ掲載のナノバブル発生装置動画Video linked by NANOBEST JAPAN

実機・運転イメージの確認用。定量的根拠としては扱いません。

11
公式ページ掲載のバナメイエビ養殖動画Video linked by NANOBEST JAPAN

現場状況の参考。公開資料だけでは、結果を装置単独に帰属できる対照試験条件を確認できません。

適切な資料を依頼する

貴社が評価したい主張を教えてください。

用途の問いとメーカー資料を照合し、案件別試験が必要な点を整理します。